マーケティングのヒント

『男の数は35億!』の功罪

マーケティングをやっているとしばしば、
マーケティングと恋愛は似ているな〜
と思います。

身も蓋もないですが、
婚活市場においては自分自身が商品であり、

相手方に選んでもらわないと
カップル成立とはならないわけです。

選ばれる側というだけではなくて
選ぶ側でもある、というところが
単なる購買とは大きく異なるところですが。

ともあれ、
単純に魅力的であればモテる、売れるという
構造自体は同じです。

あなたのターゲット設定は?

で、問題になってくるのが

・自分が魅力的だと思う相手のタイプ

・自分を魅力的と思ってくれる相手のタイプ

が一致しているか、
ズレがあるかというところですね。

商売でも全く同じで、たとえば

「本当に美味しい料理を安く食べられる店」

というのを自店の売りとして
掲げるお店は多いわけです。

この場合、お店側としては

・「本当に美味しい料理」に価値を感じる客

に来て欲しいわけです。

ところが現実的には

・「安さ」に価値を感じる客

ばかりが集まる結果となり、

それは得てして質の悪い客を呼び込むことに
つながっているわけですよね。

あなたのターゲットに刺さっているのか

というわけで、

あなたの商品・サービスは、
あなたが来て欲しい客層に響くものに
なっているだろうか?

と考え直してみる必要が出てくるわけです。

言い方を変えると、
ターゲット設定は適切ですか?

ということです。

これについては、マーケティング的に言うと
「ペルソナを設定する」
ということをやると効果的です。

(詳しく知りたい方は「ペルソナ 設定」
などで検索していただければわかります)

ターゲットは狭くて当たり前

話を戻すと、ターゲット設定って
そんなに広くはなりませんよね。

広く浅く、日本全国の老若男女に
使って欲しいサービスを展開する場合は、
大企業の資本力が必要です。

我々のような中小企業は、
エリアやジャンルやターゲットを絞って
宣伝活動をするのが基本です。

ですから、恋愛に関して言うと

「女なんて星の数ほどいるんだから」
とか
「地球上に男の数は35億!」

などという慰めや励ましの文句がありますが、

それって新生児から死にかけのご老人まで
含んでるわけですし、

地球の裏側の、
聞いたこともないような村の青年が

果たして結婚相手候補になるかと言われれば、
それは相当疑問があるわけで。

(そういう人は珍しいので、
TV番組で取り上げられたりするわけです)

やはり現実的にはまず
「日本人」で「結婚適齢期の異性」
に絞り込んだだけでも

「35億」どころではなく、せいぜい
「数百万」まで減らざるを得ないわけです。

他の条件を付け加えていけば、
ターゲットが3桁いけば相当マシなほう
なのではないでしょうか。

誰でもオッケー、ではなく。

どんな人のための、どういう商品・サービス
(あるいは人)なのか。

ここを整えるだけで相当、
婚活もビジネスもやりやすくなること
請け合いです。

「男の数は35億」の功

もっとも、

ターゲット設定が間違ってたな〜とか、

あるいは環境や自分自身の変化によって
今までのターゲット設定にズレが出てきたり、

なんてことはままあります。

そういう場合は

「他にもたくさんお客はいるんだから」
と考えてサクッと切り替えることも大事です。

それを後押しする励ましの言葉としては、
良いかもしれませんね。

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